2017.11.26

きょうはもしかしたら人生でいちばん東京を感じた一日だった。場所や事の速度、断片の連続さ、惰性と予想外の釣り合いや目まぐるしさ。ヤマタツ、オザケン。東京生まれ東京育ちの音楽に溶け込むトランペットの華やかさ。わたしは東京に憧れているのだろう。好きには憧れが不可欠であることにも気がついた。
みなさん自己実現の進捗具合はいかがなのですか? ひさしぶりに会う人にほんとうはそう聞きたい。「お元気ですか?」の翻訳は「自己実現してますか?」であるけれど、直訳で挨拶したら疎ましく思われるかな。キモがられるかな。なっちゃんの様子がおかしいとか言われちゃうんだろうな。嘘をつけば嫌われる本音を言えば笑われる。ほんとうにその通りだ。

夢かもしれないと薄目で祈ってたオザケンと峯田のある光を心の底から心待ちにしている。夢のような夢がほんとうになるのなら、よろこびが絶えることなんてまず無いのだと簡単に信じてしまう。天性の能天気を再確認。
なにはともあれ、濁らず腐らずだと帰り道に100万回唱えた。異物と交われば必ず濁るし場合によっては腐る。怠惰ではなく自然の摂理。しかしそこを脳みそでもって歯止めをかける、人間だもの。人間たるゆえん。