2018.04.12

13日目、おととい。姉の通っているESL(無料英語教室)へ。ESLとはEnglish as a Second Languageの略らしい。教会が行っているボランティア活動のようなもので、受講も託児所も基本的には無料(別途教科書代はあるにしても一年間で$45、格安‼︎)で講師や託児施設の人々すべてボランティア。しかもみんないい人。外人さんフィルターかかってるにしても、それにしてもみんないい人。宗教の強みを感じざるをえない。姉の通っているクラスは日本人は姉ひとりで他にブラジル人4人、東南アジア系2人、韓国人2人、なんせ無料なので出席率もまちまちで人の入れ替わりもあるらしい。結論からいうと、日本に帰ったら英会話教室に行きたい気持ち100%になる。とにかく意思の疎通をするために英語を話さざるを得ない状況に困惑もありつつ、でもなんか楽しかった。英語の上達という共通の目的を持って集まっているので積極的に話すようになるというか、まじで話さざるを得ない。日本人の生徒が集まる英会話教室とか、日本語を話せる外人さん相手にはなかなか芽生えないやる気スイッチの存在を知る。

英語を話したり聞いたりするときって、つい脳内翻訳しちゃうけど、それって全然だめなのかもと初めて気づく。How are you? は「ご機嫌いかがですか」ではなくて「How are you?」でしかないのだ。訳とは、強いて日本語に置き換えならば、という程度のものでHow are you? と言ってる人は、あくまでもHow are you?と言っている。とても重要なことを知れたと思う。

14日目、きのう。ESLは火水の週二。ブラジル人チーム3人欠席で、きのうはいなかった中国人が1人。クラス後にその中国人の彼女の働く日本食レストランでみんなでお昼ご飯を食べる。SUSHI BOXというセットを注文したら、重箱のような容器に握り寿司6貫と天ぷら(さつまいも、マッシュルーム、ブロッコリー、ズッキーニ。すべて巨大。天ぷらというより小麦粉フライみたいなかんじ)、照焼チキン6切、そして茶碗2/3くらいの白米。アメリカ流日本食。サブ講師の女性は都度都度experienceと言っては玉砕してた。異文化交流というか、それぞれに別の母国語を持ちながら英語を共通語としてコミュニケーションをとる行為が尊いもののように感じている。英語を聞き続けるのはめちゃくちゃ疲れるので英語脳オフにすると何一つ会話の内容が入ってこない。オンオフの切替スイッチがなくなったときが I can speak English 状態なのでしょう。

15日目。昨晩遅くまで長女LINEしていたので朝ちょっと遅く起きる。近所の図書館のキッズプレイルーム的なところへ行く。アメリカの子育て環境の豊かさにため息ばかり。そしてアメリカのおもちゃは発想豊か。オハイオに来てから初めての暖かい日。初めて庭で遊ぶ。気持ちよすぎて寝っ転がった。明日も天気が良いっぽいので昼ごはんをつくって外で食べてみようかしらとか思っている。オハイオに来てから一週間が過ぎ、未だに勉強時間のつくり方を見つけられてないという焦りと自己嫌悪から早く脱却したい。